プロフィール

音楽と花のかけはし

音楽の持つ力、
そして自然が作り出す
野山の花々の力を融合させながら
活動を進めています。

 高校3年生の夏まではスポーツマンで高校時代は野球部の投手として活躍していました。
夏の大会が終わり山岳部に入部、11月前日降った雪にもかかわらず隠れて登った「空木岳」、真っ青に晴れ渡った空の青と遅い紅葉が残る木々、そして真っ白な雪、初めて経験した自然の情景に熱く燃え上がるものがありました。

 地元での就職活動を進める中、ふと出会った看板「生け花教室古流松応会」、自然界を表現したいと考えていたのが生け花への始まりです。
音楽との出会いはやはり高校3年生の夏の大会が終わり、先輩から早稲田大学グリークラブのチケットをいただき衝撃を受け、就職活動で旧図書館で勉強中、市民合唱団の歌声を聞き入団したのが音楽へのきっかけです。

現在の役職

長野県伊那文化会館 館長
伊那市生涯学習センター コーディネーター
NPO法人クラシックワールド 事務局長
長野県少年少女合唱連盟理事長

自らが立ち上げて活動している団体

・伊那フィルハーモニー交響楽団 団長
・いな少年少女合唱団 会長
・ザ・シワクチャーズ伊那 代表
・女声合唱エーデルワイス 代表

生け花古流松応会時代

 生け花には流派が数多くありますが「古流松応会」は明治45年に結成され、現代花(盛り花・投げ入れ)と生花の二つの生け方からなることで、花の特徴・姿・表情がわかるようになります。この流派に入会中は本部の東京まで通い家元について様々な分野で活躍し、デパートのショーウインド・定期的に銀座の喫茶店等に生け花を生けておりました。

 数多い流派に入り、花をきわめていれば自分の入っている流派が一番いいと思うものは当然のことで、かなりのめり込んで行きましたが、高校最後に経験した空木岳に登って体験した熱く燃え上がる心を生け花を通して表現してみたい思いから古流松応会からの脱会を決意しました。

 地元企業での就職と生け花と音楽活動をつづけながら約57年間「北沢理光の世界」を作ってまいりました。

趣味の油絵

私にとっては生け花は瞬間芸術でその時の「花材・感情・想い」を生けます。
その作品は写真で残すことは出来ますが自ら作った作品を残したい
思いから、伊那文化会館就任時の学芸員に指導を受け70才から油絵を始めました。